ユーロ紙幣が刷新予定!新デザインの候補は?アンケート調査への参加方法!

ユーロ紙幣が刷新予定!新デザインの候補は?アンケート調査への参加方法!

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この記事では、ユーロ紙幣の新デザインについて調査してみたいと思います。欧州中央銀行(ECB)は2026年7月23日、2002年の流通開始以来初となるユーロ紙幣の全面的なデザイン刷新に向け、最終候補10案を公表。ECBは新しいユーロ紙幣のデザイン候補10案を公開し、誰もが参加できるオンライン調査も開始していますよ。そこで、ユーロ紙幣の新デザイン候補や調査への参加方法など、今世界中が気になっているユーロ紙幣の新デザインについてまとめてみました。

目次

ユーロ紙幣の新デザイン候補は?

ユーロ紙幣の新デザインは、現在2つのテーマまで候補が絞られているそうです。その2つのテーマとは「欧州文化(European culture)」と「川と鳥(Rivers and birds)」です。この2つのテーマに基づき、それぞれ5案ずつ、計10案が選ばれています。EU全域で行われたデザインコンペには、なんと1,200件以上の応募が。その中から選ばれた25人のデザイナーが制作した案から、最終的に10案に絞られたのだそうですよ。どんなデザインが選ばれているのか、見てみましょう。

参考:Art News Japan

候補①欧州文化

「欧州文化」テーマの5案は、共通して人物構成を採用しています。5ユーロ札にオペラ歌手マリア・カラス、10ユーロ札に作曲家ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン、20ユーロ札に科学者マリー・キュリー、50ユーロ札にスペインの作家ミゲル・デ・セルバンテス、100ユーロ札にレオナルド・ダ・ヴィンチ、200ユーロ札にオーストリアの平和運動家・作家ベルタ・フォン・ズットナーが描かれています。各案の違いは、単なる人物ではなく、肖像や背景、色彩、構成の表現手法にあるのだそうですよ。

候補②川と鳥

「川と鳥」テーマの5案は、あえて人物を避け、ヨーロッパの河川風景とカワセミやシュバシコウなどの鳥をテーマにしています。表面には鳥を、裏面には欧州議会や欧州委員会、ECBなど券種ごとに異なるEU機関を描く構成なのだそうです。これまでのユーロ紙幣は特定の国や文化を想起させるモチーフを意図的に避け、架空の建築様式を描いてきましたが、今回はその方針を転換し、実在の人物や自然をモチーフに採用している点が特徴ですね。

候補に選ばれているデザイナーは誰?

ユーロ紙幣の新デザイン候補に選ばれている、25名のデザイナーをご紹介します。EU全域を対象に実施された公募コンペで選ばれた25名の中から、両テーマまたは片方のテーマの制作を担当した人物たちです。

【欧州文化】

  • Design A — Studio Joost Grootens(オランダ)
  • Design C — Neue Gestaltung GmbH(ドイツ)
  • Design E — ミルシニ・ヴァルドプーロウ(Myrsini Vardopoulou、ギリシャ)
  • Design F — ヤン・ロベルト・デュンヴェラー(Jan Robert Dünnweller)
  • Design G — Rubio & del Amo と Cruz más Cruz の共同制作(スペイン)

【川と鳥】

  • Design B — PunktFormStrich(ドイツ)
  • Design D — ルディ・ゲジュ(Rudy Guedj)とフランソワ・ジラール=ムニエ(François Girard-Meunier)の共同制作(フランス)
  • Design H — Atelier Goppel-Toperngpong
  • Design I — イザベル・ダエロン(Isabelle Daëron、フランス)
  • Design J — ヴィレ・ティエタヴァイネン(Ville Tietäväinen、フィンランド)

最終決定はいつ?

最終的なデザインは、今回のオンライン調査に加え、独立系調査会社による市民調査、独立審査員団の見解、技術面での評価を踏まえ、ECB政策理事会が2026年末ごろに決定する見込みなのとか。ただし採用にあたっては、アンケート結果通りに決まるとは限りません。誰でも参加できるアンケートですから、ぜひ興味があれば一票入れてみてはいかがでしょうか。また、新紙幣が実際に流通するまでには、その後の調整・試験・製造を経て数年を要するそうですよ。

ユーロ紙幣の新デザインはどの券種?

5、10、20、50、100、200ユーロの全6券種が対象です。現デザインと新デザインの最も大きな違いは、「架空」から「実在」へ変わることでしょう。現行のユーロ紙幣は、いずれも欧州の建築様式を象った窓・門・橋を描いています。これらは特定の国に実在する建築物ではなく、あくまで様式を抽象化した架空のモチーフだったのです。特定の国や文化を優遇していると見られることを避けるための方針だそうですが、これに対し新デザイン候補は歴史上の人物や、実在する具体的な鳥の種を採用していますよね。

アンケート調査への参加方法

続いて、アンケート調査への参加方法を見てみましょう。ECB公式サイトの特設ページから、どなたでもオンライン調査に参加できます。

上記ページでは10案それぞれの紙幣画像(表・裏)とデザインコンセプトの説明を見ながら投票できるそうです。居住地による制限は設けられていませんが、アンケート自体はEUの公用語24言語で用意されています。このことから、一部メディアでは「欧州在住者向け」とも言われていますが、公式サイトでは「誰もが参加できるオンライン調査」と紹介されていますよ。

紙幣デザインのアンケート調査について

ユーロ紙幣の新デザインを決めるために、誰でも参加できるオンライン調査を行うというのは珍しく感じられませんか?しかし実は、近年よく行われる手法の1つなのだそうです。イングランド銀行でも、次期紙幣シリーズのデザインをめぐって段階的に一般市民の意見を募りました。市民参加を組み込む手法として扱うことで、国や地域のアイデンティティを体現するものという位置づけを強化しているのかもしれませんね。

まとめ

ユーロ紙幣の新デザインについてまとめてみました。現在、最終10案にまで絞り込まれている新デザイン。欧州在住者以外でも、アンケート調査に参加できるというのも画期的で、世界中からの関心が集まっていますよね。アンケート調査に参加する際には、アンケート回答の期日も決まっていますので、ぜひお早めにチェックしてみてくださいね。

この記事を書いた人

今まで勉強してこなかった歴史と経済にハマり、仕事を辞めて世界を放浪中。旅行をしながらその土地の文化と歴史に触れています。キャッシュレスが進む昨今ですが、意外と貨幣にはその国の歴史が詰まっていました。いつ現金がなくなるか分かりませんが、今だからこそ世界のお金のトレビアを紹介します。

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