日本国内で発行されている1万円札や5,000円札といったお札には、紙幣番号と呼ばれるアラビア数字とアルファベットが組み合わさった番号が記載されています。日常生活で使われているお札は手元に来るまでに厳しい検査などが行われていますが、稀に印刷ミスなどが起きてしまうことがあるそうです。
そういった印刷ミスはコレクターの間で高値取引されますが、お札の番号でレアなものは何番なのでしょうか。
そこで今回、お札の番号でレアなものやアルファベットは関係しているのか、新紙幣のレア番号も調査していきたいと思います。
お札の番号でレアなものは?アルファベットも関係?
記載されている番号によってお札の価値が大きく変わるとされていますが、実はアルファベットも関係しているとされています。では、どういったものが高値のつくお札なのでしょうか。お札の番号でレアなものについて詳しくみていきましょう。
数字がゾロ目になっている
一般的にも知られていると思いますが、紙幣番号がゾロ目になっているお札は価値が高いとされています。具体的には「111111」や「666666」なっているものをゾロ目で、特に価値が高くなりやすいのがラッキーセブンである「777777」あるようです。
また、他にも1や2、8といった数字のゾロ目のお札も希少価値が高いとされているので、手元にあったときは使わずに、保管しておきましょう。
順番やキリの良い数字になっている
お札の番号でレアなものはゾロ目だけではなく、「123456」、「654321」といったように順番になっているものや「100000」、「300000」のようにキリ良く終わっているものも価値が高いとされています。
また、サンドイッチと呼ばれるお札も価値があるようです。サンドイッチとは1桁目と6桁目の数字が同じで挟まれているものや2桁目から5桁目まで揃っているお札のことを指しています。
早い番号
お札は記載されている番号が早いほど価値があるとされていて、数字が一桁であるほど高値はつきやすいそうです。そのため、「000001」は早い番号の中でも価値があるとされるお札なので、見つけたらとっておきましょう。
数字が同じアルファベットで挟まれている
上記で数字だけではなく、アルファベットも関係していると説明しましたが、AA券やZZ券と呼ばれるものも価値があります。AA券やZZ券とは、数字が同じアルファベットで挟まれているお札のことを指しているようです。例えば、先頭と末尾のアルファベットがAとなっているものなどがAA券やZZ券と呼ばれています。
新紙幣のレア番号も調査!
2024年7月から新紙幣発行されましたが、レア番号と呼ばれるものはあるのでしょうか。
新紙幣もこれまでのお札と同じでレア番号とされるのは、ゾロ目や順番になっているものやキリの良い数字、一桁のもの、同じアルファベットで挟まれているものだとされています。
また、同じように番号が1桁のものは高値がつくとされていますが、AA券で000001は貨幣博物館に寄贈されてしまうので、手元に来ることはないそうです。ただ、AA券で一桁のものは旧札で60万円、新紙幣でも50万円くらいになるのではないかとも言われています。
まとめ
今回はお札の番号でレアなものやアルファベットは関係しているのか、新紙幣のレア番号も調査してきました。
お札の番号でレアなものはゾロ目、キリの良い数字、順番になっている紙幣の順に高価になるそうなので、見つけた際には使わないようにしておきましょう。
ただ、お札の番号がレアなものが全て高値で取引されるわけではないので、事前に査定してもらった方が良いかもしれませんね。
レアなお札の番号を見つけるためには、お会計時に貰ったときなどに数字を確認してみましょう。