2025年10月現在は円安の時代となっており、物価高騰の影響もあって海外旅行の費用はかなりかかってしまいます。
ただ、全ての国で円安という訳ではなく、円高となっている旅行先もあるそうです。では、円安の影響が少ない旅行先はどこなのでしょうか。
そこで今回は、円安の影響が少ない旅行先はどこなのか、円高の国について調査します。
円安の影響が少ない旅行先はどこ?
まず、円安は円の価値が低くなってしまうという状態で、1ドルを両替するのにかかるお金が高くなるというものです。例を挙げるとすると、1ドル150円というのが円安で、1ドル90円が円高ということになります。このように、1ドルに対するお金が増えていくのが円安なので、両替をする分だけ損をしてしまいますね。
しかし、世界には円安の影響が少ない旅行先があります。では、円安の影響が少ない旅行先はどこなのでしょうか。
グアム
グアムといえば、世界的に見ても人気の高い観光地として知られていますが、円安の影響が少ないことでも知られています。
その証拠に、グアムで販売されている500mlのミネラルウォーターは91円換算となっており、他のところで販売されている商品でも100円前後となっているそうです。
現在のレートは1ドル140円~150円前後となっていることが多いので、それと比較するとかなり円安の影響が少ないと言えるのではないでしょうか。
また、グアムはチップ制度もなく、日本語が通じるところも多いと言われています。
韓国
円安の影響が少ない旅行先はどこかと問われたときに、真っ先に思い浮かぶのは韓国ではないでしょうか。
韓国は日本から飛行機で約2時間~3時間という距離にあるので移動費を抑えられるだけではなく、気軽に行くことも可能です。
また、ドルに比べて韓国ウォンは為替変動が安定しており、影響が少ないとされています。
さらに、韓国内は日本語表記も多いので、安心して旅行することができるのではないでしょうか。
フィリピン
2025年10月現在の為替レートは1ペソ約2.5円となっています。また、フィリピンは物価が安いことでも知られており、飛行機で片道約4時間~5時間で行くことが可能です。
そのため、円安・円高に関わらず費用を抑えつつ海外旅行を楽しむことができるので、人気観光地として高い人気を誇っています。
また、フィリピンは本格的なマッサージやスパをリーズナブルで体験をすることができ、セブ島といったリゾート地もあるので、行ってみても良いのではないでしょうか。
マレーシア
マレーシアは東南アジアに位置する国で、1年を通して温暖な気候であるので過ごしやすいとも言われています。マレーシアの首都・クアラルンプールはかなり栄えていますが、歴史や自然が広がっているスポットもあり、ショッピングや観光の両方を楽しむことが可能です。
また、マレーシアは比較的物価が安く、ワンコインで食事を楽しむことができ、LCCも充実しているので費用を抑えることができるのではないでしょうか。
さらに、ペナン島やランカウイ島といったリゾート地があるのも魅力です。
台湾
台湾は韓国と同様に日本からの距離が近く、飛行機代を抑えることができます。さらに、台湾のニュー台湾ドルは韓国ウォンと同じで為替レートの変動が激しくありません。
また、物価自体もそこまで高い訳でもないので、円安・円高に関係なく楽しむことができます。
そして、台湾には小籠包や魯肉飯、火鍋といった日本でも人気のあるグルメがあり、食べ歩きなどが醍醐味です。そのため、台湾は食事も美味しく、費用も抑えられるので海外旅行で行ってみても良いのではないでしょうか。
ベトナム
ベトナムはマレーシアと同じ東南アジアに位置する国で、物価が特に安いことで知られています。そのため、ベトナムは円安となっても影響が受けにくい国として知られており、為替レートも比較的安定していることでも有名ですね。
さらに、ベトナムには日本でも馴染みのアルバインミーやフォーといった食べ物もあり、東南アジアならではの雰囲気を楽しむことができます。
また、ベトナムはLCCも充実していますし、現地での移動費を抑えることも可能です。
タイ
タイと言えば、観光地大国としても知られており、物価が安いとも言われています。そのため、タイはベトナムなどと同じで円安の影響が少なく、人気の屋台でも数百円でお腹いっぱいにすることが可能です。
そして、タイにはワット・プラタート・ドイ・ステープやアユタヤ遺跡といった歴史を感じることができるスポットがあるだけではなく、プーケット島のようにリゾート気分を味わうことができる場所もあります。
タイはLCCも充実しており、航空券も安いとも言われているので、気になる人は行ってみても良いのではないでしょうか。
円高の国を調査
世界的に見れば、円安の国が多いですが、実は円高となっている国も少なくありません。そして、円高となっている国の中にはアジア諸国だけではなく、人気リゾート地やヨーロッパの国もあるとされています。
それでは、円高の国の中でも人気のある場所について詳しくみていきましょう。
インドネシア
インドネシア・バリ島は世界的にも知られているリゾート地で、観光やショッピング、マリンアクティビティ、ヨガなどを楽しむことができるスポットです。そんなインドネシアは為替レートが安定しており、円高の状況となっているので、移動費、宿泊費、食費などを安価に抑えつつ、楽しむことが可能です。
そして、インドネシア・バリ島といえば、リゾート地ならではのヴィラが数多くありますが、1泊数千円~1万円前後で宿泊できるところもあり、高級リゾートまで利用することができます。
ハンガリー
ヨーロッパと聞くと、物価が高くて円安で航空券代も高いというイメージがあります。しかし、東欧であるハンガリーは物価が安く、円高です。
そして、ハンガリーはヨーロッパらしい街並みを楽しむことができながら、治安も良くてホテルやレストランなどがリーズナブルとなっています。また、公共交通機関の料金も高くなく、ハンガリーの首都であるブダペストは「ドナウの真珠」と呼ばれるほど綺麗で、ライトアップされた夜景は高い人気があるそうです。
さらに、ハンガリーはグルメも充実していて美味しいので、人気が高まりつつあります。
まとめ
今回は円安の影響が少ない旅行先はどこなのか、円高の国について調査しました。
何をするにしてもお金がかかってしまう時代になっていますが、円安の影響が少ない国や円高の場所もあるので、そういったところを狙うと良いかもしれないですね。ただ、ヨーロッパなどは円安+物価も高騰しているので、自炊したり、LCCを利用したりと工夫していきましょう。








