【大判小判の価値】寛永通宝(古寛永)の値段と種類一覧!現在だといくら?

【大判小判の価値】寛永通宝(古寛永)の値段と種類一覧!現在だといくら?
  • URLをコピーしました!

「寛永通宝」(古寛永)といえば、1626年頃に作られた貨幣で、江戸時代の終わり頃まで製造されたと言われています。歴史的に価値の高い「寛永通宝」(古寛永)ですが、値段や種類はどのくらいあるのでしょうか。

また、「寛永通宝」(古寛永)は現在だといくらくらいになるのか気になりますよね。

そこで今回は、「寛永通宝」(古寛永)の値段と種類、現在だといくらになるのか詳しく調査していきたいと思います。

目次

寛永通宝(古寛永)の値段と種類一覧!

表面に「寛永通宝」と刻まれているのが特徴で、真ん中に四角い穴が開いていることが特徴です。「寛永通宝」(古寛永)は300年ほど流通していた日本で最も有名な古銭の1つと言われています。

そんな「寛永通宝」(古寛永)は1668年までに発行されたものを「古寛永」と分類し、様々な種類が製造されてきました。

それでは、「寛永通宝」(古寛永)の値段と種類を詳しくみていきましょう!

値段

「寛永通宝」(古寛永)には「一文銭」と「四文銭」がありました。「寛永通宝」が使われていた時代では、「一文銭」は37.5円、「四文銭」は150円ほどでやり取りされていたとされています。

種類

「寛永通宝」(古寛永)の種類と特徴はこのようになっています。

名称特徴
二水泳表面に刻まれている「永」の字が「二」と「水」がくっついて見えるのが特徴
芝銭裏面に何も刻まれていないのが特徴
浅草銭1626年頃に製造され、書体が異なるのが特徴
水戸銭目立った特徴がなく、判別するのが困難
松本銭1637年に製造され、発行された数が少なく、価値が高い
島屋文表面に刻まれている「通」が「マ」よりも「ユ」に近い形になっている

寛永通宝(古寛永)は現在だといくら?

日本の古銭の中でも最も有名で、種類も多く、見分けるのが難しいのが「寛永通宝」(古寛永)です。そんな「寛永通宝」(古寛永)ですが、どのくらいの価値があるのでしょうか。

「寛永通宝」(古寛永)が現在だとどのくらいの価値になるのか詳しくみていきましょう!

島屋文

「寛永通宝」(古寛永)の中で最も価値が高いのは、1668年に製造された「島屋文」です。

「島屋文」は「寛永通宝」(古寛永)の中でも最も新しく作られたもので、製造枚数がとても少なく、プレミアが付いているので高額で買い取られることが多いとされています。

「島屋文」の買取価格は傷などの状態によって変動しますが、大体100,000円〜300,000円前後で取引されることが多いです。

松本銭

「松本銭」は1637年に製造された貨幣なので、「寛永通宝」(古寛永)の中でも初期に作られています。

「松本銭」は製造された枚数が少ないので価値も高いですが、目立った特徴がないので偽物が多く出回っているので注意が必要です。

「松本銭」の買取価格は、5,000円〜10,000円前後となっています。

二水泳

「二水泳」は1626年に製造されているので、「寛永通宝」(古寛永)の中で最も古い貨幣となっています。

そのため、「二水泳」の歴史的価値は高くなっていますが、製造された枚数が比較的多いので、買取価格はそれほど高くなっていません。「二水泳」の買取価格は1,000円〜50,000円と価格の幅が広いので、しっかりと査定して貰ってから売るのがおすすめです。

まとめ

今回は1626年から1953年まで流通していた「寛永通宝」(古寛永)の価値や値段、種類などについて詳しく調査してきました。

「寛永通宝」(古寛永)は300年ほど流通していたということもあり、日本の歴史の中でもメジャーな古銭として多くの人に知られています。表面に「寛永通宝」の文字が刻まれていて、真ん中に四角い穴が開いており、時代によって書体などが変わっているのが特徴です。

「寛永通宝」(古寛永)の価値は高いもので300,000円前後にもなるので、見つけたときには鑑定士などに鑑定して貰いましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

今まで勉強してこなかった歴史と経済にハマり、仕事を辞めて世界を放浪中。旅行をしながらその土地の文化と歴史に触れています。キャッシュレスが進む昨今ですが、意外と貨幣にはその国の歴史が詰まっていました。いつ現金がなくなるか分かりませんが、今だからこそ世界のお金のトレビアを紹介します。

目次