世界一貧しい国ってどこ?生活や貧困から抜け出せない理由を探す

世界一貧しい国ってどこ?生活や貧困から抜け出せない理由を探す

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近年、日本国内は物価高騰や円安などで不景気だとされており、一昔前よりも支出が増えてきています。しかし、経済大国である日本は賃金の底上げ、補助金などでサポートされていますが、世界には国全体で貧困という場所もあります。

では、世界一貧しい国ってどこなのでしょうか。

そこで今回は、世界一貧しい国ってどこなのか、生活や貧困から抜け出せない理由について調査します。

目次

世界一貧しい国ってどこ?

日本は世界的に見ても恵まれており、経済や衛生面も安定しており、暮らしやすい国とされています。しかし、日本のような国は一握りであり、世界にはその日食べるものがなかったり、寝泊りする場所がないということも少なくありません。

ただ、そういった国は日本から遠く離れていたりするので馴染みがなく、どこが世界一貧しい国なのか知らないという人も多いのではないでしょうか。

貧しい国と聞くと、アフリカをイメージする人が多いかもしれませんね。

それでは、世界一貧しい国について詳しくみていきましょう。

ブルンジ共和国

世界一貧しい国は、東アフリカの内陸部に位置するブルンジ共和国です。ブルンジ共和国はルワンダとコンゴ民主共和国、タンザニアと国境が接しており、政治的首都がギテガ、経済的首都がブジュンブラとされています。

ちなみに、ブルンジ共和国最大の都市はブジュンブラで、公用語はルンディ語、フランス語、英語です。

ブルンジ共和国は16世紀ごろに誕生したブルンジ王国が元になっており、1880年代はドイツ領東アフリカの一部となっており、第一次世界大戦はベルギーの統治下でしたが、1962年に独立しています。

貧困の定義とは

世界一貧しい国がアフリカのブルンジ共和国ということはわかりましたが、その定義とは一体何なのでしょうか。

貧困や貧乏と聞くと、純粋にお金がないと考える人が多いかと思います。しかし、国連開発計画(UNDP)の定義では、貧困とは教育や仕事、食料、飲料水、住居、エネルギー、基本的な物資、サービスを受けられない状態であることを指しているそうです。

たしかに、お金を持っていたとしても、世界中の多くの人が享受していることを受けることができないというのは、貧しいと言えるのかもしれません。

1日1.90ドル未満

貧困といっても国によって様々な形があるとされています。そのため、世界銀行が定める経済的な指標の1つとして、1日1.90ドル以下で生活していることが国際貧困ラインであると定義されているようです。

2026年1月現在の為替レートでは、1.90ドルというのは日本円で約300円となっています。日本国内を基準にして考えると、1日300円で暮らしているという人はほとんどおらず、コンビニエンスストアなどで買い物をしてしまったらなくなってしまうくらいの金額と言えますね。

1人あたりのGDPも関係している

多くの人はCMなどで南スーダンという国の名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。

南スーダンはブルンジ共和国に次ぐ貧しい国であるとされており、2つの国は1人当たりのGDPの値が近いとされています。ブルンジ共和国の1人あたりのGDPは320.636ドル、南スーダンは340.986ドルです。

ちなみに、1人あたりのGDPは国内総生産を人口で割った数字で、豊かさや生活の恩恵をどのくらい受けているのかを表している値となっています。

ちなみに、日本の1人あたりのGDPは、約3万3,785ドルであるそうです。

生活や貧困から抜け出せない理由を探す

世界一貧しい国がブルンジ共和国であることは分かりましたが、なぜそういった貧しい生活から抜け出すことができないのでしょうか。

日本などの経済大国である国でも貧困層と呼ばれる層は一定数あり、抜け出すことが要因ではないとされています。しかし、現代はそういった貧困層に対しても様々なサポートなどが行なわれていたり、駅前で募金活動をしていたりするシーンを目にすることがありますね。

では、ブルンジ共和国のような世界一貧しい国に住む人が生活などから抜け出せない理由について探っていきましょう。

教育・知識の不足

ブルンジ共和国などの人が貧しい生活から抜け出すことができない理由の1つとして、教育・知識の不足が影響しているとされています。貧しい生活を送っている人は家族総出でお金を稼ぐ必要があり、それ故に幼い子供も働かなければいけません。

また、そこまでのレベルではなくても貧しいと、勉強を行う環境が整っていないことが多く、一般的な教養である読み書き、計算といったスキルを持ち合わせていないことがあります。そうなると、収入などが安定している仕事に就くことが難しいです。

経済の不安定さ

貧しい国と言われている場所では、安定した職を見つけることが容易ではありません。そして、そういった国の企業も資金などに余裕があるわけではないので、低賃金で非正規雇用であることが多いです。

そうなってくると、ちょっとした怪我や病気で職を失うことが多く、生活を維持していくことができなくなってしまいます。そして、僅かな収入が途絶えてしまうと、子供に教育を受けさせる機会が潰えてしまい、結果的に貧しい生活を送る羽目になってしまうという悪循環に陥ってしまうようです。

健康問題

貧困から抜け出すことができない要因としては、健康問題も関わってくるとされています。経済的に貧しい国では、満足のいく治療・診察を受けるということは難しいですし、そもそもが高額すぎて医療費を払うことができないということも少なくありません。

そして、健康状態が悪いと安定して働くことができず、職を失ってしまうことにもつながってしまいます。

一見すると、健康は貧困とは関係なさそうにも思えますが、それが当たり前になっているから気づきにくいのかもしれませんね。

災害などの影響

災害に関しては日本やアメリカ合衆国といった安定した国でも起こることですが、それも貧しい生活から抜け出せない要因になっていると言われています。

台風や津波、地震などが発生すると、住んでいた家が崩壊したり、勤めていた会社が壊れてしまうということが少なくありません。そうなってくると、それまでと同じ生活を送ることができず、結果的に貧しい生活を送っていくようになってしまいます。

まとめ

今回は世界一貧しい国ってどこなのか、生活や貧困から抜け出せない理由について調査しました。

貧困などは様々な要因が密接に繋がっており、そこから抜け出すことは要因ではありません。遠く離れた地からできることは限られていますが、ボランティアや募金、フェアトレードの品を購入するといった方法があるので、そういったことに興味がある人は行ってみると良いかもしれません。

この記事を書いた人

今まで勉強してこなかった歴史と経済にハマり、仕事を辞めて世界を放浪中。旅行をしながらその土地の文化と歴史に触れています。キャッシュレスが進む昨今ですが、意外と貨幣にはその国の歴史が詰まっていました。いつ現金がなくなるか分かりませんが、今だからこそ世界のお金のトレビアを紹介します。

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