上着やズボンのポケットにお札を入れたままにして洗濯してしまったことがある人は、かなり多いのではないでしょうか。
日本のお札は原料に耐久性などに優れたミツマタが使われているので、水に濡れた場合でも乾かせば、使うことができます。また、乾かし方や伸ばし方に新紙幣と旧紙幣の違いはあるのでしょうか。
そこで今回は、お札を洗濯してしまい濡れた紙幣の乾かし方や伸ばし方などを解説していきたいと思いますので、ぜひ、参考にしてみてください。
洗濯してしまった!濡れたお札の乾かし方を解説
洗濯ものと一緒にお札を入れてしまったことは、誰しも一度はやってしまったことがあるのではないでしょうか。
日本のお札は頑丈ではありますが、しっかりと乾かさなければ使うことができないですよね。
では、どのような方法で濡れてしまったお札を乾かせばいいのか、詳しく解説していきたいと思います。
窓に貼り付ける
濡れてしまったお札は窓ガラスに貼り付けることで乾かすことができます。
窓ガラスに貼り付けることのメリットは乾いたときにシワになりにくいことが挙げられますが、乾燥するまでに時間がかかってしまうというのがデメリットです。
また、窓自体が濡れていたり、結露しているとお札を乾かすことができないので、冬の時期には行わないようにしましょう。
また、お札がある程度乾いてきたら、窓ガラスから剥がしてテーブルなど平らな場所で乾燥させるようにしましょう。
タオルに包む
多くの人が実践したことがあるであろう方法は、濡れたお札を乾いたタオルなどに包む方法ではないでしょうか。
また、タオルでなくとも、吸水性の高いキッチンペーパーなどに包んでも問題ありません。
ドライヤー
最も早く濡れてしまったお札を乾かしたい場合は、ドライヤーを使うのがおすすめです。
お札は丈夫なので、ちょっとした風で破れることはありませんし、熱風であれば短時間で乾かすことができます。
ドライヤーを使って乾かすときには、手で持ってしまうと破ける可能性があるので、テーブルなどにおいて行うようにしましょう。
お米を使う
お米は吸水性の高い穀物として知られており、スマートフォンが濡れてしまったときにもこの方法は使うことが可能です。
まず、お札が入るくらいのジップロックを用意し、その中に紙幣とお米を入れて、空気を抜きながら封をし、2日前後放置します。
この方法でも乾かすことができますが、時間がかかる上にお米を無駄にしてしまうというデメリットもあるので、あまりおすすめはできません。
濡れてしまったお札を綺麗に伸ばす方法とは?
濡れてしまったお札は乾いてもシワシワになってしまい、使いづらいということが多いですよね。
しかし、乾かすときなどにちょっとした手間を加えることで、シワにならない方法もあります。
それでは、濡れてしまったお札を綺麗に伸ばす方法を詳しくみていきましょう。
アイロン
濡れてしまったお札を綺麗に伸ばす方法は、アイロンを使うことです。洋服にアイロンをかけるようにお札にも行うことで、シワを伸ばすことができます。
アイロンを使ってお札を伸ばすときには、平らなアイロン台を使うようにしましょう。ちょっとした段差で跡がついてしまうことがあるので、平らなところで行うのがポイントです。
重し
乾かし方でタオルやキッチンペーパーに包むという方法を紹介しましたが、その際に本などの重しを乗せることで綺麗に乾かすことができます。
また、重しを乗せることでシワが付きにくくなるだけではなく、乾くまでの時間も短くすることが可能なので、実践してみましょう。
まとめ
今回はお札を洗濯していまい、濡れてしまった紙幣の乾かし方や伸ばし方などについて解説してきました。
お札を洗濯してしまったときの乾かし方は全部で4つありますが、短時間で乾かすのであればドライヤー、簡単に行いたい人にはタオルで包むのがおすすめです。
また、シワシワになったお札はアイロンや乾かすときに重しを乗せることで綺麗に伸ばすことができます。