古銭を磨くと価値が下がる?簡単に硬貨(小銭)をきれいにする方法も紹介!

古銭を磨くと価値が下がる?簡単に硬貨(小銭)をきれいにする方法も紹介!

現代の通貨である1円玉や5円玉、10円玉、50円玉、100円玉、500円玉などは汚れなどが付いていると、自動販売機で使用する際に反応が悪いことがよくあります。

そのため、現代の通貨は綺麗にしておくことが推奨されていますが、歴史的価値のある古銭は洗ったり、磨いたりしてしまうと価値が下がってしまうと言われていますが、実際にはどうなのでしょうか。

そこで今回は、古銭は磨くと価値が下がってしまうのかや簡単に硬貨(小銭)を綺麗にする方法などを紹介していきたいと思います。

目次

古銭を磨くと価値が下がる?

古代の日本などで使われていた寛永通宝などの古銭ですが、歴史的価値があり、ものによってはもの凄い金額になることもあります。しかし、古銭を蔵などで発見した場合、多くの硬貨(小銭)は年数が経過しており、劣化していたり、汚れが付いているケースが多いです。

そのため、多くの人が古銭を売却したりしようと考えた際に、磨いたり、綺麗にしようと考えたことがあるのではないでしょうか。

しかし、古銭は昔の状態であることに価値があるため、磨いたり、きれいにしないことが推奨されています。

古銭を売却するときは専門家に見てもらおう!

先ほども述べたように、古銭は昔の状態であるから高値で取引されることがあるので、きれいにしたり、磨くことは推奨されていません。また、古銭は使われている素材などが不明なものもあるため、素人が下手に手を加えてしまうと、より劣化させてしまうことがあります。

そのため、古銭の売却を検討している方はきれいにしたり、磨いたりせずに元の状態のまま専門家に見てもらうようにしましょう。軽くホコリなどを落とすときは柔らかい布巾などで優しく拭くだけに留めておくことをおすすめします。

簡単に硬貨(小銭)をきれいにする方法を紹介

  • 金貨
  • 銀貨
  • 銅貨
  • アルミニウム
  • ニッケル

硬貨(小銭)は全部で5種類あり、それぞれの素材に合わせた方法できれいにする必要があります。

日本では硬貨(小銭)をきれいにしたりする行為は法律で禁止されており、場合によっては罰金や懲役を下されることもあるそうです。硬貨(小銭)をきれいにするということは、表面を溶かしていることになり、このことが法律に抵触してしまいます。しかし、硬貨(小銭)をきれいにしただけで捕まったというケースはありません。

それでは、簡単に硬貨(小銭)をきれいにする方法を見ていきましょう。

金貨

金貨は金属の中でも比較的柔らかいため、傷つきやすく、摩耗しやすい硬貨です。しかし、金貨は錆や腐食に強いというメリットもあります。

金貨を綺麗にする際には、重曹を混ぜた水に浸しておき、研磨剤が入っていない布で優しく拭くようにしましょう。

銀貨

銀貨は黒ずみしやすいという特徴がありますが、様々な方法で汚れを落とすことができます。

銀貨は歯磨きで磨く方法や金貨と同じように重曹に浸し、布で拭き取ることで汚れを落とすことができるので、覚えておきましょう。

銅貨

銅貨は錆やすいですが、家庭    にある調味料などを使って汚れを落とすことができます。銅貨は一般的にお酢やレモン汁、クエン酸、重曹といった調味料に浸し、表面を軽く布などで擦ると簡単に汚れを落とすことができるのです。

アルミニウム

アルミニウムといえば、1円玉が代表的な硬貨ですが、他の物と違って酸性の液体に浸しても綺麗にすることはできません。1円玉を綺麗にする場合は、歯磨き粉や研磨剤クリームを使って磨くことで綺麗にすることができます。

ニッケル

500円玉や100円、50円玉の素材として使われているニッケルですが、他の硬貨と同じように重曹や研磨剤が入っているクレンザーや粉末タイプのクリーナーで綺麗にすることができます。ニッケルは重曹入りの水に浸し、その後は布などで拭き取ることで綺麗になるので、覚えておきましょう。

まとめ

今回は古銭を磨くと価値が下がるのかや簡単に硬貨(小銭)をきれいにする方法などについて紹介してきました。古銭は昔の状態であることに歴史的価値があるため、綺麗にしてしまうと、その価値が失われたり、劣化してしまうこともあるので、注意が必要です。

硬貨(小銭)は金貨、銀貨、銅貨、アルミニウム、ニッケルと様々な種類があり、それぞれに合わせた方法でなければ、きれいにすることはできません。今回、紹介した硬貨(小銭)を綺麗にする方法は簡単に行えるので、ぜひ試してみて下さい。

この記事を書いた人

今まで勉強してこなかった歴史と経済にハマり、仕事を辞めて世界を放浪中。旅行をしながらその土地の文化と歴史に触れています。キャッシュレスが進む昨今ですが、意外と貨幣にはその国の歴史が詰まっていました。いつ現金がなくなるか分かりませんが、今だからこそ世界のお金のトレビアを紹介します。

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